先日、戸田書店さんで販売させて戴いた際
終了後、店長さんにご挨拶に伺おうと、店内を歩いていた時のこと
「ありがとうの神様」ってタイトルが目に飛び込んできた
こういう本は、僕に買えってメッセージを発しているんだと思っているので
いつも試食もせずに購入することにしている
今まで、それで外したことないしね
ところが、挨拶後購入しようと思ったのに、見つからない
店員さんに、訊いてみたところ「ディズニーのですか？」との返答
タイトルがちらっと見えただけなんで判らないと答え、探してもらい購入
初めて外したかも・・・
あまりに宗教がかってて、ちとついて行けない
で、その時店員さんが言っていた、ディズニーの方をアマゾンで検索
「ディズニーありがとうの神様が教えてくれたこと」
ディズニー関連の本は何冊も読んでるけど、外れが少ないんで迷わず購入
今日届いたんで、食事の間も読みつづけ1.5時間程で一気読み
正直、ちと綺麗事過ぎないか？って思う部分もあるにせよ
3.11の震災対応に、嘘はないだろう
棚からある限りのぬいぐるみを持ってきて、「これで頭を守ってください」
お腹を空かせたゲストのために、クッキーを無料で配る
その他にも、臨機応変に対応するキャスト達
すごいのは、これらが全て「各個人の判断で」行われていること
「こんなことしちゃって大丈夫ですか？」
「大丈夫、本当に守るべきものは『前例』ではなく、ゲストの『安全』だから」
会社との信頼関係がなければ出来ないことだよね
さらに驚いたのは、10万人来園時に震度6の地震が発生したことを想定した
避難訓練を年30回以上実施しているとのこと
東日本大震災も、オリエンタルランドにとっては「想定内」だったのである
その上5万人が3日間困らないだけの非常食が常備してあるんだそうだ
復旧後、再び訪れたゲストに
「あんな恐ろしい思いをしたのに、再び訪れようと思ったのはなぜですか？」
との記者の問いに対する
「キャストに『ありがとう』を伝えたかったからです」って言葉が全てなんだろな
オリエンタルランドの危機管理意識の高さに感心させられるとともに
「おもてなし」って言葉について、改めて考えさせられた一冊であった
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